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院長ブログ

下関市の歯医者・歯周病認定医【吉本歯科医院】

カテゴリ: 院長ブログ

内覧会 ふかい歯科クリニック

知り合いの先生が開業するこのことで内覧会にお邪魔させていただきました。

 

 

 

 

 

最近、「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」が世界遺産として登録されたことで知られる宗像市で開業とのことで、より一層地域活性されるであろう場所になります。

 

 

 

 

 

外観もシンプルで綺麗でした。

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天候にも恵まれ、医院内にはたくさんの患者さんが見学に来て、大盛況でした。

また、多くの開業祝いの花束が飾られており、ふかい先生の人望が厚いことがわかります。

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内覧会の帰りに世界遺産に登録された宗像大社に行かなかった自分に後悔。

近々、参拝しに行こうと考えています。

 

 

 

 

 

 

下関市の歯医者、歯周病認定医【吉本歯科医院】

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歯周病の進行

歯周病は気付かないうちに静かに進みます

 

まず、健康な歯周組織

健康な歯茎はピンク色で引きしまっている。

 

 

 

 

Ⅰ期 歯肉炎

歯周ポケット3mm以内

歯周病菌の出す毒素などで歯茎に炎症がおこる。赤く腫れるが、見た目だけではわからないこともあります。

⭕️治療方法

歯の周りの歯垢や歯石を取り除き、毎日規則正く丁寧にブラッシングをおこなう。

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Ⅱ期 軽度歯周病

歯周ポケット3mm以上〜5mm以内

歯周ポケットという溝ができ、歯垢や歯石が溜まる。歯茎から出血したり、膿が出ることもあります。歯槽骨が溶け始める時期。

⭕️治療法

歯周ポケットの歯石を取り除き、ブラッシングとマッサージを行う。

 

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Ⅲ期 中等度歯周炎

歯周ポケット5mm以上〜7mm以内

炎症が奥まで進み、歯茎はブヨブヨした状態になり、血や膿が出て、口臭もひどくなる。

歯槽骨がかなり溶けて、歯がぐらついてくる。

⭕️治療法

ブラッシング、マッサージ、歯石の除去(局所麻酔下にて歯肉縁下スケーリング)と必要に応じて歯周外科手術を行う。

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Ⅳ期 重度歯周炎

歯周ポケット7mm以上

歯周病の末期症状。歯槽骨がほとんどなくなって、歯根が露出する。ものを噛むことができず、歯が自然に脱落することもあります。

⭕️治療法

歯の保存は難しく、抜歯が必要になることが多い。

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歯周病は気付かないうちに進行しますので、早めの検診をオススメします。

 

 

 

 

 

 

 

 

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根管治療後はしばらくやわらかい食事を。

歯根の治療が終わり、残すことができた歯の上に新しいクラウン(被せ物)が入り、つらい痛みから解放されると、安心して食事ができるようになります。

 

 

 

しかし、歯根の治療とは治療範囲は少なくとも、ダメージを受けています。

噛む力というのは、私たちが思っている以上に強いものです。奥歯でグッと噛むときは数十キロにも及ぶ力がかかる事が分かっています。

治療後にこんな力がかかったら痛みや違和感が出で当然です。

 

 

 

 

歯の周りには歯根膜というクッションがあり、歯根膜は噛む力の強さ弱さを感知する敏感なセンサーです。

この膜の繊維が歯を覆うことで歯と歯槽骨が直接当たらないように機能しています。

治療中はなるべく噛むことを避けて生活していますので、治療後にいきなり噛みごたえのある物を食べ、突然グッと噛み込んだらどうでしょう。

それまで休んでいた歯根膜に、非常に強い力がいくなり加わると痛みを感じてしまいます。

 

 

 

治療終了後、いきなり大きな肉をガブりと噛めば痛みが出るのは無理もありません。

治療が終わったしばらくの間は、歯に過剰な負担がかからないように、やわらかい物を食べて過ごしてください。

徐々に噛みごたえあるものへと慣らしていってください。

 

 

 

 

また、痛みがなくなりクラウン(被せ物)が入って綺麗になったとしても、その歯はけっしてもとどおりになったわけではありません。

 

 

 

 

神経を失った歯は生体としての機能を失っています。

治療した歯を使い続けるためには配慮が必要となります。ご自身の毎日のケアと歯科医院での定期的なチェックを受けるようにしましょう。

 

 

 

 

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⇧過去に一度治療を受けていた歯に根管治療を行って改善した

 

 

 

 

 

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⇧不十分な根管治療により違和感があり、根管内を綺麗に洗浄し改善した症例

 

 

 

 

 

 

 

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お母さんのむし歯菌が赤ちゃんにうつる

歯の悪いお母さんのお子さまには、歯の悪い子が多いと言われています。

離乳食を始めた時から、食べ物をお母さんの口で噛み砕いたり、冷ましたりして赤ちゃんに与えていませんか!?

 

 

 

 

お母さんのむし歯菌がスプーンを介して赤ちゃんの口に入ってしまうのです。赤ちゃんはむし歯菌など持たないで生まれてきます、そうして真っさらな歯が生えだしたら、お母さんからむし歯菌が感染してしまう。

 

 

 

お母さんになりたての方は、まず自分の歯をチェックしてみてください。

むし歯菌に侵されてない健康な歯で元気な子育てをしましょう。

 

 

 

 

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歯周病の予防の大切さ

歯周病の原因は、歯の汚れ歯垢になります。

 

 

 

 

歯垢には歯周病原細菌が存在し、その歯周病原細菌を口腔に持っている日本人の割合は、高校生の段階では5%未満にとどまっていますが、最終的には60%にまで達しています。

 

 

 

 

一体いつ歯周病菌に感染するのかというと、1つは食事の時です。

大皿料理で直箸を使うことにより他人の唾液がついた食べ物を食べることにより、感染する危険性が高まります。

一方アメリカでは、各人がフォークとナイフを使う食スタイルのため家族間の感染が少ないと考えられています。

 

 

 

 

 

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歯周病原細菌が一度口の中にすみついたら除去することはできません。一生の付き合いです。しかし、中には歯周病原細菌に感染しても歯周病を発症しない人もいます。

 

 

 

 

歯周病原細菌を持っていても、その病原性と歯茎の抵抗力のバランスが保たれている場合は健康な状態でいられます。

バランスが崩れ、歯垢の病原性が増すと歯周病になってしまいます。

 

 

 

 

歯周病が怖いのは、単に口の健康を害するだけでなく、寿命との関係が大いにあることです。

歯茎からの傷から歯周病原細菌が血管に入ると全身に駆け巡ります。

歯周病になると、アルツハイマー病脳血管や心血管の病気糖尿病リウマチがん肥満などになりやすいことが最近わかってきました。

 

 

 

 

歯を磨いた時に出血が認められるような場合には、歯科医院に行くようにすることが大切です。

当医院では歯科衛生士が歯垢や歯石をしっかり除去してくれます。半年に1回は定期的にお口の掃除をしてもらいましょう。

 

 

 

 

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良く噛み健康維持

栄養のあるものをバランスよく摂取することが身体に良い食事となります。

 

 

 

 

ところが、うまく噛めない子供が最近増えています。

よく噛まずに丸呑みしてしまうのです。

 

 

 

 

その理由として、カレーライス、ハンバーグなど軟らかいものを好むように変化してきているからです。

 

 

 

その結果、噛むことが少なくなっているのです。

小さなお子さんの顎や歯は、良く噛むことで発達します。

 

 

 

 

軟らかいものばかり食べていると身体にも歯にもよくありません。

 

 

 

 

素材や調理法を工夫して噛みごたえある料理を取り入れるようにしてください。

例えば、キンピラゴボウや干物など。

しっかり噛むことで消化吸収も良くなり、胃腸の働きを促進します。

 

 

 

 

また、歯と顎が丈夫になることで食いしばることができます。

食いしばると全身に力がみなぎり、スポーツをおもいっきり楽しむことができます。

 

 

 

食事の際は、噛む目安として、ひと口30回といいます。

そのことを意識して食事をしてみてください。そして噛む回数が少ない方は噛む回数を増やしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

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根管治療 前歯の治療 

一度過去に治療した根管(歯の根っこ)に再度感染が起こったり、十分に根管の形成が行われてない歯は後々痛みや違和感を生じる場合があります。

 

 

 

 

痛みや違和感を生じる前に根管の治療を行うことをオススメします。

 

 

 

 

今回は2症例を提示します

 

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⇧2症例とも根管治療を行い、改善しました

 

 

 

 

 

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神経がない歯に再度根管治療が必要になる場合は多くあります。

 

 

 

 

 

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⇧根管内を形成し、しっかり根管封鎖した状態になりました

 

 

 

 

 

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部分矯正 前歯

前歯が前に出ていて気になる方は少なくはありません

 

 

 

 

前歯の歯並びを審美的になおす方法の1つに部分矯正があります。

 

 

 

 

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⇧2つの症例とも、上の前歯が突出しています

部分矯正を行い改善しました。

 

 

 

 

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部分矯正にて約6ヶ月かけ改善しました

 

 

 

 

 

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矯正は期間が長くかかってしまうというイメージがあると思います。

 

 

 

 

 

しかし部分矯正は約6ヶ月で行う場合が多く、ちょっとした歯並びの改善を行います。

 

 

 

 

 

当然、適応外の歯並びもありますので一度診断が必要となります。

 

 

 

 

 

 

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第60回春季日本歯周病学会 in福岡

先週末に福岡にて日本歯周病学会が開催され、参加してきました 。

 

 

 

 

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今回の学会では歯周治療に関わる歯周外科において、『効率的なフラップマネージメント』をテーマにした講演もあり

 

 

 

 

明日からの臨床に活用できる内容で興味深く、非常に参考になりました。

 

 

 

 

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侵襲性歯周炎

まだまだ不明な部分も多い侵襲性歯周炎、数々の研究によって明らかにされてきています。

 

 

 

臨床症状として

急速な歯周組織の破壊がある

・プラークの蓄積量と疾患の重症度とは無関係

家族内集積性(特定の家族内・家系内に高頻度で発症)

・歯周炎に伴う全身疾患は認められない

・歯周組織の炎症は軽度(歯肉の腫脹、ポケットからの出血は乏しい)

10歳から30歳代で発症(30歳以降の発症はまれ)

 

 

 

さらに、全顎に症状がでる広汎性と、前歯と第一大臼歯にのみ垂直性骨吸収が見られる限局性があります。

 

 

 

 

限局性侵襲性歯肉炎では、発症して骨吸収が急速に進んだ後、治療を受けたわけでもないのにある時突然進行が止まってしまうことが少なくないことが知られています

 

 

 

成長と共に起こる体の変化がこの疾患に関係しているのだろうと考えられていますが、理由はわかっていません。

 

 

 

プラークの付着が少ないため見た目は大したことのないと感じますが、プロービング(歯周組織検査)を行うと驚くほど深いポケットが認められます。

 

 

 

⇩この患者さんは20代の頃から歯肉の退縮に悩まされてました

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⇩治療を始めて8年経った時の口の中の写真です。歯を1本だけ失いましたが、歯周基本治療により良好な状態を保っています

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