TOPへ戻る

院長ブログ

下関市の歯医者・歯周病認定医【吉本歯科医院】

カテゴリ: 院長ブログ

お母さんのむし歯菌が赤ちゃんにうつる

歯の悪いお母さんのお子さまには、歯の悪い子が多いと言われています。

離乳食を始めた時から、食べ物をお母さんの口で噛み砕いたり、冷ましたりして赤ちゃんに与えていませんか!?

 

 

 

 

お母さんのむし歯菌がスプーンを介して赤ちゃんの口に入ってしまうのです。赤ちゃんはむし歯菌など持たないで生まれてきます、そうして真っさらな歯が生えだしたら、お母さんからむし歯菌が感染してしまう。

 

 

 

お母さんになりたての方は、まず自分の歯をチェックしてみてください。

むし歯菌に侵されてない健康な歯で元気な子育てをしましょう。

 

 

 

 

images

 

 

 

 

 

下関市の歯医者、歯周病認定医【吉本歯科医院】

日付:  カテゴリ:虫歯, 院長ブログ

歯周病の予防の大切さ

歯周病の原因は、歯の汚れ歯垢になります。

 

 

 

 

歯垢には歯周病原細菌が存在し、その歯周病原細菌を口腔に持っている日本人の割合は、高校生の段階では5%未満にとどまっていますが、最終的には60%にまで達しています。

 

 

 

 

一体いつ歯周病菌に感染するのかというと、1つは食事の時です。

大皿料理で直箸を使うことにより他人の唾液がついた食べ物を食べることにより、感染する危険性が高まります。

一方アメリカでは、各人がフォークとナイフを使う食スタイルのため家族間の感染が少ないと考えられています。

 

 

 

 

 

ブログ用症例取り出し.001

 

 

 

 

 

歯周病原細菌が一度口の中にすみついたら除去することはできません。一生の付き合いです。しかし、中には歯周病原細菌に感染しても歯周病を発症しない人もいます。

 

 

 

 

歯周病原細菌を持っていても、その病原性と歯茎の抵抗力のバランスが保たれている場合は健康な状態でいられます。

バランスが崩れ、歯垢の病原性が増すと歯周病になってしまいます。

 

 

 

 

歯周病が怖いのは、単に口の健康を害するだけでなく、寿命との関係が大いにあることです。

歯茎からの傷から歯周病原細菌が血管に入ると全身に駆け巡ります。

歯周病になると、アルツハイマー病脳血管や心血管の病気糖尿病リウマチがん肥満などになりやすいことが最近わかってきました。

 

 

 

 

歯を磨いた時に出血が認められるような場合には、歯科医院に行くようにすることが大切です。

当医院では歯科衛生士が歯垢や歯石をしっかり除去してくれます。半年に1回は定期的にお口の掃除をしてもらいましょう。

 

 

 

 

images-8

 

 

 

 

 

下関市の歯医者、歯周病認定医【吉本歯科医院】

日付:  カテゴリ:歯周病, 院長ブログ

良く噛み健康維持

栄養のあるものをバランスよく摂取することが身体に良い食事となります。

 

 

 

 

ところが、うまく噛めない子供が最近増えています。

よく噛まずに丸呑みしてしまうのです。

 

 

 

 

その理由として、カレーライス、ハンバーグなど軟らかいものを好むように変化してきているからです。

 

 

 

その結果、噛むことが少なくなっているのです。

小さなお子さんの顎や歯は、良く噛むことで発達します。

 

 

 

 

軟らかいものばかり食べていると身体にも歯にもよくありません。

 

 

 

 

素材や調理法を工夫して噛みごたえある料理を取り入れるようにしてください。

例えば、キンピラゴボウや干物など。

しっかり噛むことで消化吸収も良くなり、胃腸の働きを促進します。

 

 

 

 

また、歯と顎が丈夫になることで食いしばることができます。

食いしばると全身に力がみなぎり、スポーツをおもいっきり楽しむことができます。

 

 

 

食事の際は、噛む目安として、ひと口30回といいます。

そのことを意識して食事をしてみてください。そして噛む回数が少ない方は噛む回数を増やしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

下関市の歯医者、歯周病認定医【吉本歯科医院】

日付:  カテゴリ:予防歯科, 院長ブログ

根管治療 前歯の治療 

一度過去に治療した根管(歯の根っこ)に再度感染が起こったり、十分に根管の形成が行われてない歯は後々痛みや違和感を生じる場合があります。

 

 

 

 

痛みや違和感を生じる前に根管の治療を行うことをオススメします。

 

 

 

 

今回は2症例を提示します

 

ブログ用症例取り出し.001

⇧2症例とも根管治療を行い、改善しました

 

 

 

 

 

ブログ用症例取り出し.002

神経がない歯に再度根管治療が必要になる場合は多くあります。

 

 

 

 

 

ブログ用症例取り出し.003

⇧根管内を形成し、しっかり根管封鎖した状態になりました

 

 

 

 

 

下関市の歯医者、歯周病認定医【吉本歯科医院】

日付:  カテゴリ:根管治療, 院長ブログ

部分矯正 前歯

前歯が前に出ていて気になる方は少なくはありません

 

 

 

 

前歯の歯並びを審美的になおす方法の1つに部分矯正があります。

 

 

 

 

ブログ用症例取り出し.001

⇧2つの症例とも、上の前歯が突出しています

部分矯正を行い改善しました。

 

 

 

 

ブログ用症例取り出し.002

部分矯正にて約6ヶ月かけ改善しました

 

 

 

 

 

ブログ用症例取り出し.003

矯正は期間が長くかかってしまうというイメージがあると思います。

 

 

 

 

 

しかし部分矯正は約6ヶ月で行う場合が多く、ちょっとした歯並びの改善を行います。

 

 

 

 

 

当然、適応外の歯並びもありますので一度診断が必要となります。

 

 

 

 

 

 

下関市の歯医者、歯周病認定医【吉本歯科医院】

日付:  カテゴリ:部分矯正, 院長ブログ

第60回春季日本歯周病学会 in福岡

先週末に福岡にて日本歯周病学会が開催され、参加してきました 。

 

 

 

 

IMG_2793

 

 

 

 

今回の学会では歯周治療に関わる歯周外科において、『効率的なフラップマネージメント』をテーマにした講演もあり

 

 

 

 

明日からの臨床に活用できる内容で興味深く、非常に参考になりました。

 

 

 

 

IMG_2805 2

 

 

 

 

 

下関市の歯医者、歯周病認定医【吉本歯科医院】

日付:  カテゴリ:院長ブログ

侵襲性歯周炎

まだまだ不明な部分も多い侵襲性歯周炎、数々の研究によって明らかにされてきています。

 

 

 

臨床症状として

急速な歯周組織の破壊がある

・プラークの蓄積量と疾患の重症度とは無関係

家族内集積性(特定の家族内・家系内に高頻度で発症)

・歯周炎に伴う全身疾患は認められない

・歯周組織の炎症は軽度(歯肉の腫脹、ポケットからの出血は乏しい)

10歳から30歳代で発症(30歳以降の発症はまれ)

 

 

 

さらに、全顎に症状がでる広汎性と、前歯と第一大臼歯にのみ垂直性骨吸収が見られる限局性があります。

 

 

 

 

限局性侵襲性歯肉炎では、発症して骨吸収が急速に進んだ後、治療を受けたわけでもないのにある時突然進行が止まってしまうことが少なくないことが知られています

 

 

 

成長と共に起こる体の変化がこの疾患に関係しているのだろうと考えられていますが、理由はわかっていません。

 

 

 

プラークの付着が少ないため見た目は大したことのないと感じますが、プロービング(歯周組織検査)を行うと驚くほど深いポケットが認められます。

 

 

 

⇩この患者さんは20代の頃から歯肉の退縮に悩まされてました

ブログ用症例取り出し 16.18.34.001

 

 

 

⇩治療を始めて8年経った時の口の中の写真です。歯を1本だけ失いましたが、歯周基本治療により良好な状態を保っています

ブログ用症例取り出し.002

 

 

 

 

 

 

 

下関市の歯医者、歯周病認定医【吉本歯科医院】

日付:  カテゴリ:歯周病, 院長ブログ

親知らず 抜歯

親知らずの存在により手前の歯がムシ歯になったり、

 

 

 

親知らずの周りの歯ぐきが腫れるという智歯周囲炎が起こります。

 

 

 

痛みは一時的なものも多く、痛みが消えると放置する方がほとんどです。

 

 

 

歯を抜くのはやはり避けたいですよね…

 

 

 

しかし、痛みが繰り返し起こるのであれば親知らずを抜歯することをお勧めします。

 

 

 

手前の歯が大きくムシ歯になるリスクもありますし、その歯の治療も治療期間が長くなり大変になってきます。

 

 

 

腫れがない(感染がない)時は抜歯後の腫れや術後の痛みも出にくいです。

 

 

 

症例①

ブログ用症例取り出し.001

⇧右下の親知らずを抜歯しました

 

 

 

 

症例②

ブログ用症例取り出し.002

⇧左下の親知らず

両方とも半分以上は歯ぐきに埋まった状態でした。

 

 

 

 

 

下関市の歯医者、歯周病認定医【吉本歯科医院】

日付:  カテゴリ:親知らず, 院長ブログ

歯周形成手術

歯周病が進行したり治療を受けることにより

・歯肉が下がった、あるいは歯肉が痩せて歯が長く見える

・歯の被せ物と歯肉の境い目が見えてきになる

・歯茎が左右対称ではなく形が悪い

歯と歯の間が大きくなってきている など

見た目に支障をきたすことがあります。

 

 

歯周形成手術では、こうした歯肉の見た目を手術で改善します

 

 

見た目の悪さが患者さんの精神状態に大きな影響を及ぼしているケースもあります。

 

 

また、歯肉を整えることでブラッシングがしやすくなるという効果も期待できます。

 

 

 

健康な歯の周りには角化歯肉という硬い歯肉があります。

それを失っていく、あるいは薄い歯肉になるとブラッシング時にチクチクした痛みが生じたり上手くブラッシングを行えません。

快適にブラッシングができない等の時には遊離歯肉移植術を行う場合があります。

 

 

局所麻酔をして、口蓋(上顎歯肉の裏側)から切除した歯肉を角化歯肉を失った部位に移植する手術です。

 

 

ただし、口蓋の歯肉が薄い人は適応できない場合もあります。興味がある方は声をかけてください。

 

 

インプラント ソフトティッシュマネージメント取り出し.001

⇧歯とインプラントの周りに白っぽい歯肉が角化歯肉です。術後(右の写真)、歯肉が増えているのがわかります。

 

 

 

 

下関市の歯医者、歯周病認定医【吉本歯科医院】

日付:  カテゴリ:歯周病, 院長ブログ

口腔がん セルフチェック

口の中の粘膜にできるがん口腔がんと言います。

 

 

 

早期に発見できれば、他のがんと同じように適切な治療で治すことができる場合が非常に多く、ほとんど支障も残らないという報告もあります。

 

 

 

まずは自宅にて定期的なセルフチェックを行ってください。

・口の中の粘膜が赤くなっている部分がある

・口の中の粘膜が白くなっている部分がある

・口の中にしこり腫れなど肥大した部分がある

・口内炎が2週間たっても治らない部分がある

・口の中から出血がある

・入れ歯が痛みや腫れで合わなくなったり、違和感がある

原因不明の歯のぐらつきが続いている

・抜歯後なかなか治らない状態が続く

・頬や舌が動かしづらい

しゃべりづらい

・口の中に痛い部分がある

・首の周りのリンパ節が腫れている

・片方だけの鼻づまりがある

 

下川絹江デキサルチン塗布2週間後09

⇧このように粘膜が白くなっている など

 

 

 

 

 

口腔がんを早期に発見することが大切です。

 

 

 

 

 

セルフチェックで異変に気付いたらすぐに歯科医師・歯科衛生士に相談しましょう。

 

 

 

 

 

 

下関市の歯医者、歯周病認定医【吉本歯科医院】

日付:  カテゴリ:予防歯科, 院長ブログ