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根管治療

下関市の歯医者・歯周病認定医【吉本歯科医院】

カテゴリ: 根管治療

根管治療後はしばらくやわらかい食事を。

歯根の治療が終わり、残すことができた歯の上に新しいクラウン(被せ物)が入り、つらい痛みから解放されると、安心して食事ができるようになります。

 

 

 

しかし、歯根の治療とは治療範囲は少なくとも、ダメージを受けています。

噛む力というのは、私たちが思っている以上に強いものです。奥歯でグッと噛むときは数十キロにも及ぶ力がかかる事が分かっています。

治療後にこんな力がかかったら痛みや違和感が出で当然です。

 

 

 

 

歯の周りには歯根膜というクッションがあり、歯根膜は噛む力の強さ弱さを感知する敏感なセンサーです。

この膜の繊維が歯を覆うことで歯と歯槽骨が直接当たらないように機能しています。

治療中はなるべく噛むことを避けて生活していますので、治療後にいきなり噛みごたえのある物を食べ、突然グッと噛み込んだらどうでしょう。

それまで休んでいた歯根膜に、非常に強い力がいくなり加わると痛みを感じてしまいます。

 

 

 

治療終了後、いきなり大きな肉をガブりと噛めば痛みが出るのは無理もありません。

治療が終わったしばらくの間は、歯に過剰な負担がかからないように、やわらかい物を食べて過ごしてください。

徐々に噛みごたえあるものへと慣らしていってください。

 

 

 

 

また、痛みがなくなりクラウン(被せ物)が入って綺麗になったとしても、その歯はけっしてもとどおりになったわけではありません。

 

 

 

 

神経を失った歯は生体としての機能を失っています。

治療した歯を使い続けるためには配慮が必要となります。ご自身の毎日のケアと歯科医院での定期的なチェックを受けるようにしましょう。

 

 

 

 

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⇧過去に一度治療を受けていた歯に根管治療を行って改善した

 

 

 

 

 

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⇧不十分な根管治療により違和感があり、根管内を綺麗に洗浄し改善した症例

 

 

 

 

 

 

 

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根管治療 前歯の治療 

一度過去に治療した根管(歯の根っこ)に再度感染が起こったり、十分に根管の形成が行われてない歯は後々痛みや違和感を生じる場合があります。

 

 

 

 

痛みや違和感を生じる前に根管の治療を行うことをオススメします。

 

 

 

 

今回は2症例を提示します

 

ブログ用症例取り出し.001

⇧2症例とも根管治療を行い、改善しました

 

 

 

 

 

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神経がない歯に再度根管治療が必要になる場合は多くあります。

 

 

 

 

 

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⇧根管内を形成し、しっかり根管封鎖した状態になりました

 

 

 

 

 

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歯根の治療は痛みが治りにくい!?

歯根の治療では神経を取ることになるので、治療を行ったらすぐに痛みが治まると思われがちです。しかし現実的にはなかなかそうはいきません
歯根の治療では歯の中を通っている神経(歯髄)を切断します。
歯を通る神経は、あごの骨の中を通って三叉神経から脳へとつながっています。この神経を一部切り取るわけですので数日、違和感が残ってしまうのです。
また、歯の神経が切断されたあとも歯の外側にある神経は残っていますし、歯に加わる力の鋭敏なセンサーである歯根膜の存在もあります。

 

 

 

もし感染が強く、歯の外側まで影響を及ぼすようになると違和感や痛みが生じてしまいます

 

 
さらに治療中に急に腫れたり痛みを生じてしまう場合もあります。
『術後疼痛』という現象で、治療している途中で起きます
原因はいろいろあり、歯根内を掃除する刺激で一部の細菌が一時的に元気になってしまうことや器具による歯根のつつき過ぎなどです

 

 

 

つつき過ぎがいけないといっても、歯根の先までキレイにしなければ根本的な治癒は望めないのですから、歯根を傷めない限りはしっかりと器具を奥まで通して掃除せざるを得ません。

 

 

 

 

歯根の治療はたまに違和感がしばらく続く場合がありますし、途中でラクになっても最後まで治療に通わないと再度違和感がでてきます。
そうなると治療期間もさらに長くなるのでオススメできません。根気強く治療に通いましょう

 

 

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再根管治療について

以前、根管治療してクラウンをかぶせている歯が再度痛みだした際には再根管治療が必要となる場合が多くあります。

 

 

 

この場合、歯に何らかの原因で歯の根尖(先端)に起炎物質が存在し痛みが出ていると考えられます。

 

 

 

 

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⇧右下奥歯の歯の根の先端に透過像(黒い影)が認められます。

感染していることがわかります。この歯は歯根破折の可能性も…

 

 

 

 

 

また、痛みがなくても再根管治療を行う場合もあります。

 

定期検診などでレントゲン撮影を行った際、

 

歯の根尖が感染していることが発見される場合です。

 

 

 

再根管治療は感染している根管を清掃するため治療回数はかかりますが、歯の保存のために重要ですので根気よく通院してもらう必要があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

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歯の根の治療後はどんな感じ?

歯の根の治療後には、数日にかけて違和感が残る可能性があります。

 

むし歯が進行していたため、神経がおかされてしまった。

 

あるいは、すでに神経をとったところに新たに感染が進んでしまったため、歯の根の治療を行っていきます。

 

特に感染している歯の根を治療した後には違和感が生じしやすくなります。

 

 

 

そこで、歯の根の治療後の注意事項として

1. 治療後は歯が浮いた感じがしたり、少し痛んだりする可能性がありますが、2〜3日で落ち着いてきます。痛みが長く続いたり、我慢できないくらいの激しい痛みがあるときは、ご連絡ください。

 

2. 抗生物質が処方されている時は、必ず最後まで飲みきってください。痛みが無いからといって、途中で飲むのをやめたりはしないで下さい。

 

3. お風呂に長く入ったり、お酒を飲んだりするのはやめましょう。

 

 

 

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歯の根の治療途中ですが、一年以上放置してしまい、治療途中だった根の部分まで虫歯になってしまいました。 こうなったらもう抜かなきゃいけないでしょうか?

細菌に感染した歯の根の治療には、ある程度の治療期間が必要になります。

そのため痛みがなくなると治療を中断される方がたまにいらっしゃいます。

 

 

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1年以上放置するとやはり虫歯は進行してしまいます。根の部分まで虫歯が進行してしまうと、保存も難しくなります。

 

 

上のレントゲン写真は、根の奥まで虫歯が進行しているため歯の保存が厳しい状態です。

 

 

しかし、虫歯の進行具合により保存も可能となります。

まだ浅い場合はしっかり根の先までしっかりバイ菌を取り除き、蓋をします。

その後、歯を挺出(歯を持ち上げる)させ歯を残すという流れです。

 

 

治療を放置した歯を治すにはさらに時間がかかるため早めの治療をお勧めします。

 

 

 

 

 

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現在根管治療をしています。2.3ヶ月かかると言われましたがそれは普通なのでしょうか?

根管治療には非感染根管治療感染根管治療があります。

結論から言うと、感染した根管治療は治療期間がかかります。

場合によっては治療に2、3ヶ月かかる場合もあります

 

 

感染した状態というのは、例えば虫歯により大きく歯が欠けて穴があいている歯に

バイ菌が入りこみ、歯の根っこに病巣ができている場合です

歯の根っこに入りこんだバイ菌を取り除くには

やはり時間がかかります…

 

もう1つの非感染根管治療に関しては

比較的根っこの治療に時間はかかりません。

ただし、根っこには複雑な形態をもつ歯もあるので

その場合は時間をかけ根っこの中を掃除する必要があります

 

歯の根っこの治療はその後の歯の寿命に大きく関わるものなので、

じっくり治療する必要があります。

 

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