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院長ブログ

下関市の歯医者・歯周病認定医【吉本歯科医院】

カテゴリ: 院長ブログ

第6回日本包括歯科臨床学会に参加してきました

先週末に福岡にて日本包括歯科臨床学会学術大会・総会が開かれ、参加してきました

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テーマは全身と口腔の調和を求めてということで、全身から口腔単位を観る重要性や1本の歯の治療の重要さを再確認できる内容でした

DSCN0636 のコピーメインホールはもちろん、その他にもポスター発表、テーブルクリニック、ランチョンセミナーも大盛況でした

発表された先生方の話の中で炎症と力のコントロールの両輪の本質を考えさせられました

 

 

 

 

 

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Global Standard への挑戦ということで、まさに明日から臨床に取り込める内容で勉強になり、多くの視点から包括歯科臨床をみつめる有意義な機会となりました

 

 

 

 

 

 

 

下関市の歯医者、歯周病認定医【吉本歯科医院】

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スポーツと歯の関係

身体を動かすためにも歯が大切になってきます

健康な歯が存在することでスポーツする際には十分な力を発揮することができるのです

 

 

 

 

一流アスリートは歯を大切にすることが常識になっています

野球のイチロー選手は1日5回歯を磨くとも言われていますし、現在は引退されているサッカー選手の中田英寿選手はかかりつけの歯科医院で歯の治療を受けるため、海外で活躍しているにも関わらず帰国して話題になったほどです

わが国のトップ選手を調べたところ、一般人よりもむし歯の数が少なく、未処置歯の数もほとんどないという結果が出ています

まさに、スポーツ選手は歯が命!

 

 

 

 

 

また一般成人男性の咬合力は90Kg・f(重量キログラム)であったという研究報告もあります(個人差あり)

スポーツ選手は一般人男性より噛む力が強くなっています。

特に姿勢を安定させて集中する競技の選手は一般人より3倍近くも咬合力があります

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プロ野球選手が試合中にガムを噛んでいるのを見たことがあると思います、あれは脳への血流を活発にして集中力を高め、瞬発力を発揮するためだと考えられています。

 

 

 

 

このように身体を動かすためには、健康な歯と咬み合わせが重要となります。

咬み合わせは、身体のバランス感覚にも大切な事がわかっています

総入れ歯の人に、入れ歯を外した場合と入れ歯をした場合で直立してもらったところ、入れ歯をしていると身体の揺れがないのですが、入れ歯を外すとかなり揺れ幅が大きくなったという結果がでています。

このことから、入れ歯を装着すると高齢者の転覆予防にも効果があると考えられます。

 

 

 

 

一流スポーツ選手が歯を大切にすることが理解していただけたと思います。

私達でも噛み合わせがちょっと変わるだけで身体全体の調子が悪くなってしまうことがあります。

栄養を取り入れるためにはよく噛んで食べることが大切ですし、毎日のケアと定期的な歯科検診が重要となります。

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白い被せ物

当院ではセラミックやジルコニア等を使用し、審美的に改善する治療も行っています

 

 

 

 

前歯の治療の場合、保険治療の範囲では裏側が金属で表側にプラスチックの成分が貼り付けた被せ物になります

短所は長期間使用すると変色(黄ばみ)してくる、耐久性が弱く磨耗して裏打ちの金属が見えてくる場合がある、表面が傷つきやすいというのがあります

 

 

 

 

一方、セラミックやジルコニアでは変色の恐れもなく、透明感を持たせることができるため自然の歯に近く審美的にも優れてます

また、セラミックやジルコニア単体で被せ物を作製するとアレルギーが起こりにくくなります。これは裏打ちに金属の使用をしていないからです

 

 

 

 

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奥歯に関しても保険治療では金属の被せ物になります

保険治療の金属では長い間使用していると隙間が生じやすく、むし歯の再発のリスクがでてきます。セラミックなどではその隙間が生じにくく生体親和性も良いです

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子供のむし歯予防

子供のむし歯予防 セルフチェックリスト

 

・冷たい水や熱いものにしみることがある

・歯に穴が開いているところがある

・歯に白っぽいところや黒くなっているところがある

・ジュースやスポーツドリンクをよく飲む

・テレビを見ながらダラダラとおやつを食べてしまう

・甘いものが大好きである

・食事をした後、すぐに歯磨きをしない

・歯磨きの回数が1日3回より少ない

・寝る前の歯磨きを忘れてしまうことがある

・「仕上げみがき」をしてもらっていない

 

 

 

 

チェックが多いほど、むし歯の発生する可能性が高くなります。

そこでむし歯を予防する方法として5つの項目があります

 

 

 

 

 

 

むし歯予防の5つの鍵

①食べた後と寝る前に、必ず歯磨きをすること

②規則正しい生活。食事やおやつは時間を決めて食べること。ダラダラ食べない

③甘いものばかり食べない。そして、牛乳やチーズ、小魚などカルシウムが多くて歯に良いものを食べること

よく噛んで食べること。しっかり噛むことは、むし歯予防だけでなく食べすぎの予防や脳の発達にも繋がります

定期的に歯科受診して、口の中をチェックしてもらうこと。その時に、自分に合った歯の磨き方を教えてもらう

 

 

 

 

 

また、むし歯を予防する歯磨きの方法は

⑴まずは歯ブラシのもち方から

歯ブラシは、鉛筆を持つように。こうすることで歯ブラシを歯にきちんと当てられる

 

 

 

⑵歯の磨き方

・歯の表面は毛先を直角にあてて磨く

・歯と歯肉の境目は、歯ブラシの毛先を45度くらいにして当てて磨く

・奥歯の噛む面は、歯の溝に歯ブラシの毛先を当てて磨く

・磨きにくいところは、歯ブラシを縦にして磨く(縦磨き)

 

 

 

 

子供の頃からしっかりとした歯磨きを習慣づける事が大切です

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⇧大人の歯が生えかわる混合歯列期の口腔内写真

むし歯なしで大人の歯が生えてくることが望ましいです

 

 

 

 

 

 

 

 

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喫煙は歯にとって悪影響

喫煙することにより歯を失うリスクが高くなります。

 

 

 

 

喫煙者は…

歯茎からの出血が少ないため、歯周病の発見が遅れ、気づかないうちに重症化しがちです。中には手遅れの方もいます

・舌の味覚を感じる能力が低下し、味覚が衰えます

・本人は気づかないと思いますが、歯周病になりやすく口臭が強くなりがちです

・インプラントをしても、失敗のリスクが2〜3倍高まります

・抜歯した際には傷の治りが悪くなることがあります

・たとえ換気扇の下や、ベランダで吸っても、吸っていない家族はタバコの悪影響を受けることになります

 

 

 

 

 

 

喫煙と歯の喪失は強い関係があると言われています。

日本人男性の喫煙者を対象にした調査によれば、喫煙者は非喫煙者と比べ早く、そして多くの歯を失う結果となっています。

 

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一定数の歯を失うと…咀嚼能力の低下が認められことが多くの研究からわかり、それが80歳で20本の歯を残そうという8020運動の論拠にもなっています。

 

 

 

 

 

 

残存歯数が20本を下回ると、食品を噛むことがムズカシイと感じる人が増え、軟らかい食事に偏ったり、食品の選択行動の変化による生活習慣病やその要因ともいわれているメタリックシンドローム、栄養の偏りや食欲の低下による低栄養を招いてしまいます。

 

 

 

 

また、残存歯数と医科医療の関係性について香川県の歯科医師会が調査したところ、残存歯数が4本以下の人は、20本以上の人に比べると、年間歯科医療費が1.7倍多いことが報告されています。

 

 

 

 

 

このように、喫煙することで歯を失うリスクも高くなり、失う歯が増えることで噛むことも難しくなり、生活習慣病になるリスクも増えます。

おまけに年間医科医療費も増えてしまい色んなところで悪影響を及ばします。

歯や身体のためにも禁煙することをオススメします。

 

 

 

 

 

 

 

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部分矯正 前歯

矯正治療のイメージは治療期間が長く、痛みが生じるなど

 

 

 

 

治療になかなか踏み切ることができない方は多いと思います。

 

 

 

 

その点、部分矯正は前歯に限局した矯正治療であるため

治療期間も短いですし、痛みも少ないです

 

 

 

 

 

気になる部分だけを綺麗にしたいという希望の方にオススメです。

 

 

 

 

 

次の症例は下の歯の前歯の歯並びが気になるということで部分矯正を行いました。

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↓徐々にスペースがなくなってきています。

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矯正終了後

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治療期間は約6ヶ月で部分矯正を終えました

 

 

 

 

 

 

 

 

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⇧ちなみに、白いブラケットもありますので金属色が気になる方はこちらが良いかと思います。

 

 

 

 

 

 

 

ただし、歯の並びにより部分矯正のみでは難しい場合もあります。

お悩みの方は相談ください。

 

 

 

 

 

 

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内覧会 ふかい歯科クリニック

知り合いの先生が開業するこのことで内覧会にお邪魔させていただきました。

 

 

 

 

 

最近、「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」が世界遺産として登録されたことで知られる宗像市で開業とのことで、より一層地域活性されるであろう場所になります。

 

 

 

 

 

外観もシンプルで綺麗でした。

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天候にも恵まれ、医院内にはたくさんの患者さんが見学に来て、大盛況でした。

また、多くの開業祝いの花束が飾られており、ふかい先生の人望が厚いことがわかります。

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内覧会の帰りに世界遺産に登録された宗像大社に行かなかった自分に後悔。

近々、参拝しに行こうと考えています。

 

 

 

 

 

 

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歯周病の進行

歯周病は気付かないうちに静かに進みます

 

まず、健康な歯周組織

健康な歯茎はピンク色で引きしまっている。

 

 

 

 

Ⅰ期 歯肉炎

歯周ポケット3mm以内

歯周病菌の出す毒素などで歯茎に炎症がおこる。赤く腫れるが、見た目だけではわからないこともあります。

⭕️治療方法

歯の周りの歯垢や歯石を取り除き、毎日規則正く丁寧にブラッシングをおこなう。

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Ⅱ期 軽度歯周病

歯周ポケット3mm以上〜5mm以内

歯周ポケットという溝ができ、歯垢や歯石が溜まる。歯茎から出血したり、膿が出ることもあります。歯槽骨が溶け始める時期。

⭕️治療法

歯周ポケットの歯石を取り除き、ブラッシングとマッサージを行う。

 

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Ⅲ期 中等度歯周炎

歯周ポケット5mm以上〜7mm以内

炎症が奥まで進み、歯茎はブヨブヨした状態になり、血や膿が出て、口臭もひどくなる。

歯槽骨がかなり溶けて、歯がぐらついてくる。

⭕️治療法

ブラッシング、マッサージ、歯石の除去(局所麻酔下にて歯肉縁下スケーリング)と必要に応じて歯周外科手術を行う。

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Ⅳ期 重度歯周炎

歯周ポケット7mm以上

歯周病の末期症状。歯槽骨がほとんどなくなって、歯根が露出する。ものを噛むことができず、歯が自然に脱落することもあります。

⭕️治療法

歯の保存は難しく、抜歯が必要になることが多い。

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歯周病は気付かないうちに進行しますので、早めの検診をオススメします。

 

 

 

 

 

 

 

 

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根管治療後はしばらくやわらかい食事を。

歯根の治療が終わり、残すことができた歯の上に新しいクラウン(被せ物)が入り、つらい痛みから解放されると、安心して食事ができるようになります。

 

 

 

しかし、歯根の治療とは治療範囲は少なくとも、ダメージを受けています。

噛む力というのは、私たちが思っている以上に強いものです。奥歯でグッと噛むときは数十キロにも及ぶ力がかかる事が分かっています。

治療後にこんな力がかかったら痛みや違和感が出で当然です。

 

 

 

 

歯の周りには歯根膜というクッションがあり、歯根膜は噛む力の強さ弱さを感知する敏感なセンサーです。

この膜の繊維が歯を覆うことで歯と歯槽骨が直接当たらないように機能しています。

治療中はなるべく噛むことを避けて生活していますので、治療後にいきなり噛みごたえのある物を食べ、突然グッと噛み込んだらどうでしょう。

それまで休んでいた歯根膜に、非常に強い力がいくなり加わると痛みを感じてしまいます。

 

 

 

治療終了後、いきなり大きな肉をガブりと噛めば痛みが出るのは無理もありません。

治療が終わったしばらくの間は、歯に過剰な負担がかからないように、やわらかい物を食べて過ごしてください。

徐々に噛みごたえあるものへと慣らしていってください。

 

 

 

 

また、痛みがなくなりクラウン(被せ物)が入って綺麗になったとしても、その歯はけっしてもとどおりになったわけではありません。

 

 

 

 

神経を失った歯は生体としての機能を失っています。

治療した歯を使い続けるためには配慮が必要となります。ご自身の毎日のケアと歯科医院での定期的なチェックを受けるようにしましょう。

 

 

 

 

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⇧過去に一度治療を受けていた歯に根管治療を行って改善した

 

 

 

 

 

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⇧不十分な根管治療により違和感があり、根管内を綺麗に洗浄し改善した症例

 

 

 

 

 

 

 

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お母さんのむし歯菌が赤ちゃんにうつる

歯の悪いお母さんのお子さまには、歯の悪い子が多いと言われています。

離乳食を始めた時から、食べ物をお母さんの口で噛み砕いたり、冷ましたりして赤ちゃんに与えていませんか!?

 

 

 

 

お母さんのむし歯菌がスプーンを介して赤ちゃんの口に入ってしまうのです。赤ちゃんはむし歯菌など持たないで生まれてきます、そうして真っさらな歯が生えだしたら、お母さんからむし歯菌が感染してしまう。

 

 

 

お母さんになりたての方は、まず自分の歯をチェックしてみてください。

むし歯菌に侵されてない健康な歯で元気な子育てをしましょう。

 

 

 

 

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