TOPへ戻る

歯周病 Q&A

下関市の歯医者・歯周病認定医【吉本歯科医院】

カテゴリ: 歯周病 Q&A

柔らかい歯ブラシを教えて下さい。

柔らかい歯ブラシは色々ありますが、個人的にはシステマの44Mと

GCのルシェロをお勧めします。

今回はルシェロを紹介します

ルシェロ歯ブラシには色々な種類がありますが、

その中で柔らかい歯ブラシとしてB−20SピセラP−20Sピセラがあります

IMG_1818

 

 

 

この2種類の違いとしてB−20Sピセラは歯肉炎の方に適しています

10代の方・女性の方の要望を解決するために作られた歯ブラシで、

コンパクトなヘッド&ハンドルによる磨きやすさ、持ちやすさをあわせもっています。

 

 

 

もう一つのP−20Sピセラは歯周炎の方に適しています

特徴は長いテーパー毛と短いラウンド毛のハイブリッド段差植毛を採用

テーパー毛が歯間部やポケットを、ラウンド毛が歯面を刷掃することで、

効率的にプラークを除去できます

また、

毛丈が短いコンパクトヘッドでも毛の段差が2.5mmと大きいため、

テーパー毛が歯間やポケット内に入りやすい設計となっています。

 

2種類ともコンパクトで女性のための歯ブラシとされていますが、

男性でも使用できますし、歯を1本1本磨ける歯ブラシで、

自分も使っています。

柔らかい歯ブラシは歯周ポケットの中に入りこんでくれるので気持ちいいです

 

下関市の歯医者、歯周病認定医【吉本歯科医院】

日付:  カテゴリ:歯周病 Q&A, 院長ブログ

歯肉炎、歯周病などは絶対病院に行かないと治らないのですか?

歯肉炎であればしっかりご自身で口の中のケアできれば歯肉の炎症が治ります。

歯周病であればやはり歯科治療をおすすめします。どうしても歯科治療が嫌であるなら自身で徹底的にお掃除すれば、歯周病の進行は進みにくなります

しかし、自分で口の中をケアするのは限界がある場合があります。

 

 

 

そもそも、

歯肉炎とは歯ぐきまでの炎症で、骨の吸収は認められません。ですから歯周ポケットが深くても毎日の歯磨きをしっかりできれば歯ぐきは腫れは改善し、歯肉炎は治ります。

 

 

歯周病は歯ぐきの腫れもあり、歯を支えてる骨まで吸収している場合をいいます。

歯を支えてる骨の吸収により、歯ぐきの腫れが改善しても歯ぐきの高さの位置も下がってしまいます。

これは、歯が以前より長くなっているように感じる状態や歯と歯の間が空いてきた状態を想像してください。

こうなると、日常の歯磨きが一段と難しくなってしまいます。

さらに、この状態が前歯であればまだしも奥歯なら鏡でも見えづらく、磨きづらい…

これから考えると自分で口の中をケアするのは限界があると考えます。

定期的に歯医者でのクリーニングをおすすめします。

 

 

それでも…

歯医者は苦手でどうしようもない方は、まずは日頃の歯磨きをしっかりしましょう。1回の歯磨きで10分〜15分は最低行うことが望ましいです

毎日の歯磨きで歯周病の進行速度を抑えることができます。

 

 

 

自分は歯肉炎だから大丈夫と思っている方も、ちゃんと診断を受けたほうがいいと思います。歯肉炎から歯周病に移行している場合も多く、

歯周病の進行は痛みなどの症状もなく、いつの間にか歯がグラグラしてきたなどの症状がみられるのです。

 

 

 

下関市の歯医者、歯周病認定医【吉本歯科医院】

日付:  カテゴリ:歯周病 Q&A, 院長ブログ