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虫歯のリスク

下関市の歯医者・歯周病認定医【吉本歯科医院】

虫歯のリスク

過去に治療した詰め物や、被せ物のまわりから発生する虫歯を『2次齲蝕(虫歯)』と言います。治療が終わったからといって安心できません。詰め物や被せ物のまわりにはプラーク(歯垢)が付き、そのまま放置する事により再度虫歯になってしまうのです。

 

 

 

 

 

 

また、歯の根面に発生する虫歯を『根面齲蝕』と言います。これは歯周病や歳をとることにより、歯茎が痩せていき退縮することで歯の根元が露出し、そこに虫歯ができてしまうのです。根面はエナメル質に比べ、軟かくて弱いため虫歯になりやすい部位となりますのでより一層注意が必要です。

 

 

 

 

このように虫歯リスクは一生つきまとうのです。しかも虫歯だけでなく年齢とともに歯周病になるリスクも増えていきます。

虫歯と歯周病の主な原因はプラーク(歯垢)です。毎日のブラッシングでしっかり除去できているかが重要となります。

詰め物や被せ物のまわりを丁寧に磨くこと。また、根面齲蝕を防ぐには歯と歯茎の境目に歯ブラシの毛先をしっかり当てて磨くことが大切です。

ブログ用症例取り出し.002

⇧根面齲蝕のイメージ図を示します。

このイメージ図では歯周病で歯肉も退縮しつつ炎症も認めます。

 

 

 

 

 

 

 

 

ブログ用症例取り出し.001

⇧左の写真は治療前になり、過去に治療した詰め物が不適合になり表面から齲蝕になっています。右の写真が治療後で歯肉の改善も認められます。ここからちゃんと維持するためにも日々のブラッシングが大切です。虫歯のリスクを軽減するためにも定期的な検診をオススメします。

 

 

 

 

 

 

 

下関市の歯医者・歯周病認定医【吉本歯科医院】

日付:   カテゴリ:虫歯, 院長ブログ